二人のプレ花嫁さんと花婿さん。結婚指輪を選んでいます。
結婚指輪どれにしようかなー。
先輩の結婚指輪、石が付いててかっこよかったし、私も石つきにしたい。
俺は石なしでいいかな、小さいから付けても意味ないかなって。
え?意味なくないよ、宝石の付いた結婚指輪良いじゃん。
お揃いにしよう。
石なしの方が良いに決まってるじゃん。
石つきの方がいい!
ちょっと揉めてしまった二人。
結婚指輪選びでも多い悩み、石つきと石なしではどう違うのでしょうか。
結婚指輪は石付きと石なしどっちが良い?
同じデザインでも、石つきと石なしのバージョンがある結婚指輪もありますよね。
結婚指輪で使う宝石は、主にダイヤモンド、サファイヤ、ルビーがあります。
石があるのとないのではどちらが良いのでしょうか?
先輩花嫁さんに聞いた!石付きと石なしの結婚指輪の割合
結婚指輪に石を付けるかどうかは、男女で分かれる傾向にあります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、男性の場合石を付けるのは26.3%ですが、つけないのは73.6%、平均価格は11.2万円。
女性の場合は石を付けるのが84.6%、平均価格は13.3万円。
サイズによっては男性の方が価格が高くなる場合もあります。
また妻の指輪の石の種類(ダイヤ、ルビー、サファイア、その他)の中では、ダイヤが74.6%と圧倒的人気で、夫も17.6%いました。
ルビーとサファイアでは1~2%の違いでサファイアが多いぐらいで、ほぼ同じです。
まとめると、男性は石なしが7割ほど、女性は石つき(ダイヤ)が7割ほどでした。
石つき | 石なし | 価格(サイズにもよる) | |
男性 | 26.3% | 73.6% | 11.2万円 |
女性 | 84.6%(ダイヤ74.6%) | 21.5% | 13.3万円 |
(ゼクシィ結婚トレンド調査2018)
※無回答有
男性は石なし、女性はダイヤの石つきが一番多く、どちらも同じぐらいの割合ですね。
私と彼氏君で、結婚指輪のイメージが違うのかも。
夫婦向けにセットになったペアリングでも、片方はメレダイヤが付いているデザインもあるのに対し、もう片方はシンプルなものが多いです。
石つき結婚指輪を見てみよう!
石つき結婚指輪にも、様々なデザインがあります。
まずその中から、ダイヤがついている結婚指輪を3つ紹介します。
スタッキング バンドリング/ティファニー
まずは王道のソリティアタイプ。
シンプルながらも洗練されたデザインで、石が一つあるだけでもときめきが増します。
バレリーナ ウェディング リング/カルティエ
こちらはハーフエタニティタイプ。
人気のバレリーナコレクションの1つで、華やかながらも日常でも使いやすいデザイン。
絶妙な曲線は指をきれいに見せてくれます。
唐花/俄-NIWAKA-
こちらはメレダイヤが敷き詰められたデザイン。
結婚指輪は夫婦でお揃いになるペアリングのセットのデザインも多いです。
和風で曲線が美しい結婚指輪です。
石なしの結婚指輪を見てみよう
石が無くても、おしゃれで素敵な結婚指輪は多くあります。
無地の結婚指輪以外で、石なしの結婚指輪を3つ紹介します。
ルシダ バンドリング/ティファニー
ブランドロゴが配置されたタイプ。
おしゃれな筆記体のティファニーのロゴが印象的な、人気の結婚指輪です。
LOVE ウェディング リング/カルティエ
ブランドロゴではなくても、一目でカルティエだと分かるビスモチーフは、自由な愛と絆を象徴しています。
ちなみにLOVEコレクションの原点となったラブブレスは、パートナーにネジで留めてもらう仕様で、ラブブレス用のドライバーが付いてきます。
絆を強く意識できるモチーフなんですね。
SPIGA/ブルガリ
こちらはモチーフが一周繋がっているタイプ。
ユニークでブルガリらしさがありつつ、クールで浮かないデザインのスピガ。
切れ目なく繋がる麦の穂のモチーフからは、永遠の愛を連想させます。
石付きの結婚指輪のメリット・デメリットをみてみよう
どちらのデザインにも、メリット・デメリットはあります。
まずは石が付いている結婚指輪から紹介します。
メリット
- 誕生石やダイヤモンドなど好きな石が選べて特別感がある
- 彩りが綺麗でデザインの幅も広がる
デメリット
- 石がとれることがある
- 石をつける分値段も上がる
- 汚れがたまりやすい
石つきの結婚指輪のメリット
石つきのメリットは、主に特別感やデザイン面が多いです。
誕生石やダイヤモンドなど好きな石が選べて特別感がある
好みで選ぶ他にも、宝石言葉などを考えたり、自分の誕生石から選んだりなどで、どの石をつけるのか選ぶのは結構楽しいです。
思いを込めた石なら、指輪にさらに特別感が生まれます。
彩りが綺麗でデザインの幅も広がる
石をつけることで指輪に彩りが加えられますし、先程の紹介のように、石ありというだけでも指輪のデザインの幅が広がります。
石つきの結婚指輪のデメリット
華やかになる反面、石なしよりも高価だったり、扱いやお手入れに手間がかかるのがデメリットです。
石がとれることがある
結婚指輪に使われる柔らかい金属は、ジュエリーの加工に向いている利点もありますが、曲がったり歪んだりもしやすいです。
もちろん少しの衝撃ならそこまで影響はありませんが、指輪を勢いよくぶつけてしまったり、立て爪の欠けなどで石が思わず取れてしまうこともあります。
特に普段使いする場合、立て爪の高いデザインはぶつけたり引っ掛かりやすいので向いていません。
ダイヤはモース硬度が最高で有名ですが、欠けたり傷ついたりしないわけではないので、石なしよりも扱いには気を付ける必要があります。
石をつける分値段も上がる
値段は石のカラット数にもよりますが、シークレットストーンのようなごく小さな石の場合は、大体数千円~1万円ほどUPします。
外側に付ける石は、婚約指輪並みのカラット数ですと、やはり値段も相当になります。
一般的に結婚指輪は、婚約指輪よりも付ける頻度が高い前提なので、シンプル寄りな方が扱いやすいです。
外から見える華やかさを足したい場合は、婚約指輪との重ね付けで解決することもあります。
石つきの場合カラット数は控えめで、その代わり石の質やカットなどにこだわる方がおすすめ。
汚れがたまりやすい
特にシークレットストーンは皮膚に触れるため、石と指輪の境目の部分には汚れが付着しやすく、定期的なクリーニングが必要です。
またダイヤは親油性があり、手の皮脂なども付きやすいです。
クリーニングはお店のアフターサービスを利用しましょう。
石なしの結婚指輪のメリット・デメリットをみてみよう
次に、石なしのメリット・デメリットを紹介。
メリット
- デザインがシンプルで日常的につけやすい
- 石がないぶん値段が安い
デメリット
- 色が単調になる
石なしの結婚指輪のメリット
石なしの一番のメリットはシンプルなこと。
扱いやすく、価格も石ありより安いです。
デザインがシンプルで日常的につけやすい
シンプルですとどんなファッションにも合いますし、使いやすいです。
また出っ張りのないデザインなら引っ掛かりもなく、仕事や家事でのストレスが少ないです。
石がないぶん値段が安い
宝石はつけるだけでも価格が結構変わるので、結婚指輪に石をつけないだけでも費用は節約できます。
その代わりに、デザインや刻印に凝ったりもできます。
石なしの結婚指輪のデメリット
シンプルなことのデメリットは、単調で飽きてしまうことでしょう。
色が単調になる
石がない指輪の金属だけだと、色合いが単調になります。
そして使いやすい代わりに、特別感は少ないので飽きてしまうことも。
しかし石なしでも、違う金属を組み合わせたコンビ素材だと色合いが増しますし、彫刻に凝っても素敵です。
指輪の裏の石はオプションやサービスとなることもある
ところで石付きといっても、指輪の内側につける石(裏石、シークレットストーン)もありますね。
外からは見えなくても、自分やパートナーだけが知っている特別感を添えてくれます。
裏石は、多くのお店がオプション扱いで対応していますし、中にはサービスとして無料でつけられるお店もあります。
値段も石の種類やカラットにもよりますが、裏石の場合は小さいため費用は数千円~1万円ほどですので、気軽につけられるのが嬉しいですね。
シークレットストーンの一例です。
表に宝石は付けたくないけど、特別感はほしいという方は、裏石を付けてみるのはいかがでしょうか。
まとめ
その後……
私のはダイヤのソリティアデザイン。
俺は石なしにした。
さっきは喧嘩みたいになってごめん、まさか石なしでもお揃いのデザインになる指輪があったなんて。
石つきのもかわいいね。
こっちこそ無理やりなこと言ってごめんね。
彼氏君の結婚指輪の彫刻もきれいだよね。
花嫁さんはダイヤ付きを、花婿さんは凝った彫刻の結婚指輪を選びました。
デザインが違っていても、嬉しさは同じですね。
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