結婚指輪を選ぶ花嫁さん、しかし素材にどこか納得いかない様子。
うーん、プラチナなんだか私の雰囲気にしっくりこない……なんか銀色すぎるというか……どうしよう。
気になるの私だけかなあ。
それではホワイトゴールドはどうでしょうか?
ゴールド?私金色は選ばないのよね。
ゴールドの色にも種類がありますよ。
ホワイトゴールドは普通のゴールドとは違って、白めです。
どんな色合いなのか確かめてみたい。
ホワイトゴールドとはどのような素材なのでしょうか。
プラチナとどう違う?ホワイトゴールドの結婚指輪を見てみよう
ホワイトゴールドはカラーゴールドの一つで、ゴールドに割り金を混ぜることで白に近い色になっています。
メッキなしの地金の色は、薄くゴールドの色を感じられます。
K18WGの場合、ゴールドが75%、割り金が25%です。
ホワイトゴールドの割金は、パラジウム、シルバーといった白色の金属で、さらに表面には白い金属であるロジウムでのコーティングがされるものもあります。
ちなみに通常のゴールドの割り金はゴールドにシルバー、銅を同じか近い比率で混ぜられています。
これらの比率はブランドによって異なることもあります。
また、ホワイトゴールドは似た色のプラチナよりも安いので、プラチナの代わりに選ばれることもあります。
同じ銀色のシルバーとも比較してみると
1 | 2 | 3 | |
値段の高さ | プラチナ | ホワイトゴールド | シルバー |
白さ(平均的な地金) | シルバー(明るい白) | プラチナ(グレーっぽい白) | ホワイトゴールド(ゴールドみのあるグレー) |
変色しにくさ | プラチナ | ホワイトゴールド | シルバー |
軽さ | シルバー | ホワイトゴールド | プラチナ |
購入率 | プラチナ(約80%) | ゴールド(カラー含む)(約11%) | シルバー |
※ブランドや商品による
とスペックではプラチナとシルバーの間(プラチナ寄り)が多いです。
プラチナと見た目が似ているホワイトゴールド、ではホワイトゴールドの結婚指輪を3つ見てみましょう。
人気ブランドで差額も大きいホワイトゴールドの結婚指輪
カルティエで人気のラブリング、ホワイトゴールドとプラチナバージョンとの差額は14万円もあります。
平均価格の半額でダイヤ付きなホワイトゴールドの結婚指輪
シンプルなデザイン、ダイヤつきで6万円程と、結婚指輪の購入平均額の約半分です。
世界地図モチーフのホワイトゴールドの結婚指輪
世界地図型のユニークな指輪、ホワイトゴールド以外にもロジウムメッキホワイトゴールド、プラチナやイエローゴールド、ピンクゴールド(K18、K14)もあります。
ホワイトゴールドの結婚指輪の情報まとめ/特徴をチェック!
ホワイトゴールドはどれぐらいの人が選ぶのか、どこで取り扱われているのかなど気になる点もありますよね。
ホワイトゴールドの特徴をチェックしていきます。
ホワイトゴールドの結婚指輪を選んだ人の割合は?
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、ホワイトゴールドを含むゴールドの結婚指輪を選んだ人の割合は11.4%(女性の場合)。
カラーゴールドを含めても1割ほどなのに対し、プラチナは79.1%と結婚指輪で最も多く選ばれています。
代わりにホワイトゴールドを選ぶ人もいるものの、プラチナを選ぶ人のほうが多いようですね。
ホワイトゴールドを取り扱っているブランドはどこ?
ホワイトゴールドは海外の有名ブランドにもあり、おそらくほとんどの指輪のお店に取り扱いがあります。
例としてティファニーのホワイトゴールドの指輪がこちら。
ティファニーのロゴとダイヤつきのおしゃれなデザインです。
ホワイトゴールドの結婚指輪の値段はどれくらい?
指輪にもよりますが、ホワイトゴールドはプラチナに比べると若干(1万円~)値段が安いです。
ただしゴールドの中(ピンクゴールドやイエローゴールド)で比較すると、数千円の差ですがホワイトゴールドが一番値段が高いです。
ホワイトゴールドの結婚指輪の平均的な費用は、10万円前半と結婚指輪の平均的な価格かそれ以下に近いです。
プラチナの代わりにホワイトゴールドを選択する人も多い!
ゴールドの中でも白めの色なので、プラチナの代わりとして選ばれることも多いホワイトゴールド。
指輪のお店側も、ホワイトゴールドにすると多少お値段がお安くなりますよとお勧めすることもあります。
素材にこだわりがないなら、節約目的でホワイトゴールドを選ぶのも悪くありません。
ただしプラチナとホワイトゴールドは、似ているようで
- メッキがある。
- (メッキなしの場合)地金の色が違う(薄くゴールドみがある)。
- 金属の価値が違う。
と異なるところも多い(後ほど詳しく)ので、値段を理由にホワイトゴールドに変える場合は、差額との釣り合いを考えてみてください。
ダイヤをつけても見劣りしない金属がホワイトゴールド
ファッションアクセサリーのイメージが強いシルバーの指輪に、それ以上の値段がするダイヤをつけると、ちょっともったいないかも……という気がするかもしれませんが、ホワイトゴールドならダイヤをつけても見劣りはしません。
徹底比較!プラチナとホワイトゴールドを比べてみよう
プラチナの代わりに選ばれることもあるホワイトゴールドですが、もちろん違う金属なので異なる点もいくつかあります。
プラチナとホワイトゴールドを比較してみましょう。
値段の比較
プラチナの方が高いです。
値段の差は約1~3万円くらいと少し安いのが多いですが、大きく価格が違うものもあり、差額はまちまちです。
ただ金属の価値を求める場合、やはりホワイトゴールドよりプラチナの方が価値が高いです。
初期費用の節約か、後々の金属の価値を大切にするかは事前に考えておきましょう。
色味の比較
ロジウムメッキありだと、色味はどちらも銀色で見た目は変わりません。
ただホワイトといえど元はゴールドですので、ロジウムメッキがないものでは、プラチナより薄くゴールドがかった色です。
メッキが剥がれると元との色の差が少し目立ってしまいます。
プラチナとも迷いますが、メッキありかなしかでも迷うかもしれません。
ただ地金の色合いを、長所か短所かと捉えるかは好みによります。
個人的には上品な色合いだと思います。
使いやすさの比較
ホワイトゴールドは、表面にロジウムメッキがされているものが多いです。
ロジウムはとても白い金属で、メッキが剥がれることもありますが、コーティングしなおせばOK。
ただ再コーティング代はそこそこかかりますし、修理の跡も見えることがあります。
メッキの扱いには気を付ける必要があります。
その点プラチナはメッキの必要がないため、長い目で見ればプラチナの方が美しさを保つ点で安く済む場合もあります。
プラチナではなくホワイトゴールドの指輪を選ぶと後悔する?
ホワイトゴールドに限らず、選んだ結婚指輪に後悔しているという話は無くはないものの、ほとんど聞きません。
ただ、プラチナへの憧れが強かったけれども、費用面で泣く泣くホワイトゴールドにしたという経緯があれば、憧れを捨てきれなくて後悔はしてしまうのかもしれません。
節約目的の場合、あまり差額が大きくなければプラチナを選んでもよろしいと思います。
メッキがある場合加工費がかかりますし、メッキなしだとホワイトゴールドとプラチナの色の違いが気になることもあるかもしれません。
しかし、逆にホワイトゴールドの色がプラチナよりも肌に馴染みやすいのではという視点もあります。
ホワイトゴールドにはホワイトゴールドならではの良さがあります。
値段よりも、気に入った素材やデザインで選んだ方が後悔は少ないのではないのでしょうか。
プラチナがいいけれどもうちょっと節約もしたい…そんな人におすすめなのがホワイトゴールド!
ホワイトゴールドが選ばれる理由をまとめると
- 節約重視の人には、プラチナの代わりとして選ばれやすい。
- ロジウムメッキだと、プラチナとの見た目の差はほとんどわからない。
- 高級感もある。
- 節約や代用ではなく、ホワイトゴールド自体の色が気に入って選ぶ人もいる。
となります。
メッキなしなら、コンビ素材以外のゴールドとプラチナの間のような色合いがほしい人にもおすすめです。
まとめ
ホワイトゴールドは
- 初期費用をプラチナより少しだけ節約したい。
- 銀色が良いけどシルバーだと物足りない。
という方に向いています。
- プラチナとの差額が気にならない。
- 地金は白い方がよい、メッキの維持は面倒。
という方はプラチナなどの方が良いでしょう。
ホワイトゴールド思ったよりいいじゃん!
結婚指輪、どうされますか。
色合いが気に入った!
結婚指輪も婚約指輪もウェディングアクセサリーも全部ホワイトゴールドにしよう!
想像以上に気に入ってもらえたみたいですね……
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