
え?結婚指輪、僕が全額支払うの??
結婚指輪を買いに百貨店に来た新婚夫婦。
さぁ、もしこの台詞を、ハイブランド店のレジで夫に言われたら、あなたはどうしますか?

え…当たり前じゃん…
と言うのか、

まさか!後で私も半額出すよ~
と言うのか。
正解は、実は、ありません。
どの答えに正解も間違いもなく、夫婦によって、答えは千差万別。
そこで今回は、結婚指輪の支払いを夫婦間でどうするのか?という疑問を、世の中の意見も調査しつつ、詳しく解説していきます!!

あなたのそもそもの考えや価値観を知るチャンスよ~!
結婚指輪は自分で買うもの?買ってもらうもの?
一般的に、婚約指輪は男性から買って貰うもの…というイメージがありますが、結婚指輪はどうなのでしょうか。
これは、本当に夫婦によって様々ですよね。
結婚指輪を「結婚時のプレゼント」として捉えるのか、
家具と同じく「結婚時の必要経費」として捉えるのか、捉え方によっても、変わってきます。
結婚指輪の支払いに関するアンケート調査
みんなのウェディングのアンケート調査によると、結婚指輪の支払いは、
夫婦割り勘が54.5%、夫の支払いが44.5%、妻の支払いが1%という結果でした。
筆者が察するに、夫婦の家計から出すという意味合いで割り勘の人が半分、夫の方が収入が多いから夫持ち、という人が半分といった結果でしょうか。

割り勘の人の方が、若干多いのが実態のようね!
結婚指輪を割り勘で買う場合、会計は一緒にするの?
結婚指輪を割り勘で買う場合、色んな支払いパターンがありますよね。
一緒に購入しに行き、一括で支払い、後から相手に半分お金を渡すパターンや、
一緒に購入しに行き、お互い自分の指輪の分だけ会計を分けて支払うパターン、
または、お互いバラバラで買いに行くパターンなど。
それぞれのパターンに、どんなメリットがあるのでしょうか?
自分の結婚指輪は自分で支払うパターン

自分がつける結婚指輪は自分で選び、自分で支払う!
と割り切った場合、好きな指輪を好きなように選べるというメリットがあります。
相手に気を遣って予算を気にする必要もなくなり、また、デザインも好きなものを選ぶことが出来ます。
相手の結婚指輪を買って、お互い贈りあうパターン
あえて自分の結婚指輪ではなく、相手の結婚指輪を買ってプレゼントするという形は、とてもロマンチックですよね。
その場合、刻印で(夫は太郎、妻が花子の場合)、妻の指輪には “Taro to Hanako”、夫の指輪には”Hanako to Taro”と掘ってもらうというアイデアもありますよ♪

贈り合う場合は、お互いに事前に予算の相談をしておくことをオススメするわ!
結婚指輪の支払いに関する女心は複雑!
結婚指輪のお金の支払いに関する女心というのは、知人や友人の実態にも影響されやすいもの。
婚約指輪と違い、色んな支払いパターンがあるため、一般論では片付けられず、それぞれのベストな方法を見つけるしかありません。
しかし、それは夫側も同じこと。

土壇場で「あれ?」とならないように、お互い支払いについての擦り合わせは必要よ!
結婚指輪だけじゃない!割り勘問題
割り勘に関する懸念は、結婚指輪だけではありませんよね。

結婚後、夫婦の外食の支払いが割り勘なのが気になる…

結婚前はいっぱいプレゼントをくれたのに、最近は何も買ってくれない!
などなど、『男性が自分に使ってくれる金額=自分の価値』と捉えているがために、支払いに関することで憤りを感じる女性も少なくないはず。
結婚指輪も婚約指輪と同じく、プレゼントとして欲しい!と強く思っている場合は、あらかじめその思いを伝えておいた方が良いかもしれませんね。
結婚指輪の費用を妻が全額負担するのはアリ?ナシ?
アンケート調査では、妻が支払った人の割合はたった1%。
夫より妻の方が収入の多いカップルは、筆者の周りにも普通にいるので、正直この数字には驚きでしたが、妻が全額負担するのは全然アリ!問題ないと思います。
ただ「妻だけが結婚指輪を欲しいと思っていたから妻が泣く泣く全額負担」というパターンもあり得るので、結婚指輪の必要の有無も、夫婦で納得いくまで話し合いたいですね。
結婚指輪を彼氏(夫)が買ってくれると嬉しいもの?
一般的な女性心理としては、結婚指輪に限らず、男性側が気前よく高額の買い物をしてくれると、頼もしいし、嬉しくなるもの。
しかし、明らかに無理をした金額の支払いを

俺が支払うから!
と強がって言われても、

いやいや、それなら貯金して!

家計に響くからやめて!!
と思ってしまうのも女性心理なので、男性側もほどほどの気前良さが必要です…(笑)
世の中のカップルの声を聞いてみよう!
では、実際に女性、男性、どのように思っているのか、調査してみました♪

結婚指輪費用ぐらい、男が支払ってくれないと、これからの生活がむしろ不安になる(20代女性)

結婚したらお財布は一緒になるんだから、どっちが支払っても同じこと。だから割り勘でいい。(20代女性)

僕と結婚してくれた、という感謝の意味も込めて、全額男側が支払いたい(30代男性)
なるほど!本当に様々ですね。
ちなみに筆者は、収入が多い方、貯金が多い方が支払えばいいのでは…?と単純に考えておりました(笑)
結婚指輪に関する男女別の関心の高さ
結婚トレンド調査2018よると、結婚指輪に強い興味関心があった割合は、女性が50.2%、男性が39.6%という結果でした。
逆に、結婚指輪に全く興味がなかった割合は、女性が3.6%、男性が18.9%でした。
女性の方が結婚指輪に対する興味関心が高いと言えます。
さらに、女性が自分一人で結婚指輪を選んだ割合は、22%を占めました。
やはり、アクセサリーに関することは、女性の方が関心が強くなる傾向にあります。
また、

お金は払うから勝手に決めといて~
という男性は、かなり多くいるようですね。
結婚指輪の男女別の相場を見てみよう
ゼクシィ結婚トレンド調査2018によると、結婚指輪の平均相場は男性で11.2万円、女性で13.3万円と言われています。
ダイヤなどの装飾から、女性の結婚指輪の方が高くなりがちですが、

結婚指輪のダイヤは絶対○カラット以上欲しい!

ハイブランドでなければ嫌だ!
などこだわりのある人は、前々からその旨を夫に伝えておくか、自己負担を始めから頭に入れておいた方が賢明かもしれませんね。
婚約指輪と結婚指輪のお金の支払いの違いを比較
婚約指輪は男性が支払うものというイメージがありますが、何故結婚指輪はそのイメージがそれほど強くないのでしょうか?
違いを検証してみましょう。
婚約指輪は男性が買うのが一般的
婚約指輪は、「僕と結婚してください」という意味も込めて、男性が購入して女性に贈るのが一般的。
それに対し、女性は婚約指輪の半額程度の品をお返しとして贈ることもあります。
結婚指輪に男性負担のルールはない
婚約指輪は男性が買うもの、という暗黙のルールのようなものがありますが、結婚指輪にはありません。
結婚のマナー本などにも、結婚指輪の支払いをどうするかはほとんど書いておらず、書いてあったとしても、「夫婦で話し合いましょう」という記述がほとんどです。
婚約指輪を買ってもらったかどうかは、結婚指輪の支払いに影響する?
婚約指輪と結婚指輪は買うタイミングも似ています。
時期的に、先に購入する婚約指輪の支払いによって、結婚指輪の支払いが夫婦どちらの負担になるかは変わるのでしょうか?
婚約指輪を買ってもらっていない場合
これは、筆者にも当てはまるパターンです。
筆者は

婚約指輪はいらない。その代わり、結婚指輪は絶対にカルティエの指輪を買って欲しい
と夫に頼んでおり、夫もそれを快く受け入れてくれました。

婚約指輪を貰っていないのだから、結婚指輪ぐらい、負担してね♪
という思いを持つ女性は、少なくないはず!
婚約指輪を買ってもらった場合

婚約指輪を買ってあげたのだから、結婚指輪は割り勘(もしくは妻が全額負担)が当たり前!
という男性も、いるかもしれません。
しかし、婚約指輪は男性が買うのが普通、という暗黙のルールがあり、また、女性からお返しを渡して、お互い負担し合った、という一般的概念もあります。
そのため、「婚約指輪を男性が全額負担したから、結婚指輪は妻も負担する」ということには結びつきません。
結婚指輪について夫婦間でよく話し合おう
結婚指輪の支払いについては、夫婦によって色々なパターンがあります。
とにかくお互いわだかまりが残らないように、話し合うことが大切です。
結婚時の不満は深く長く残る!?
結婚や出産など人生の一大イベント時の不満というものは、生涯の記憶に残りやすいもの。
特に女性は、不満をなかなか忘れられず、いつまでもモヤモヤと持ち続けることが多いので、円満な結婚生活のためには、早々に問題解決をしておくことが重要です!

不満はその場で話し合って、お互い納得する方向に持っていくべきね!
お金の価値観の違いは夫婦喧嘩の種!?
夫婦喧嘩の理由の上位に、「お金の価値観の違い」があります。
結婚指輪という高額な買い物であれば、お金の価値観の違いは如実に出てくるでしょう。
結婚指輪の支払いに関することで、喧嘩に発展する夫婦も少なくないのではないでしょうか。
結婚指輪を機に、しっかりお互いの考えを話し合おう!
結婚指輪の予算や、支払いについてどうするか話し合うことは、相手がどのような金銭感覚の持ち主なのかを重要な見極めるチャンスでもあります!
かなり険悪な雰囲気になってしまっても、その後の仲直りの方法も知れるチャンスでもあります。
結婚初期に喧嘩をすることで、お互いの価値観や譲れない部分を知ることは、とても良いことだと思いますよ♪
まとめ
結婚後、夫婦の証として大切につけ続ける結婚指輪。
男性が全額支払ってくれたから嬉しい、
夫婦二人でお金を出し合って買ったから嬉しい、
妻が夫へのプレゼントとして買ってあげられたから嬉しい…
など、人によっても結婚指輪の支払いで感じることは違いますよね。

友達は夫に買って貰っていたから私も!
と周りに影響され過ぎず、夫婦の証となる結婚指輪は、夫婦でしっかりと話し合い、納得し合って買うのが一番です。
まだ話し合ったことのない人は、夫婦の価値観を知るチャンスだと思って、これを機に一度相談してみてはいかがですか?
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