「お母さん、婚約指輪ってまだ持ってる?」先日、筆者が自分の実母に聞いてみたところ、「ピアスにリメイクしちゃったから指輪はもう無い!」とあっさり言われました(笑)
ピアスにリメイクするなら、私が自分の婚約指輪にリメイクしたかった~!
と後悔するも、時すでに遅し。
おそらく私のように、母や祖母の婚約指輪を見たことが無い人もたくさんいるのでは?
今回は、婚約指輪の譲受や、譲り受けた後のリメイクについてご紹介いたします♪
婚約指輪を譲り受けることって珍しいの?
調査によると、婚約指輪を誰かから譲り受けている人の割合は、全体の3パーセント程でした。
かなり少ない印象ですよね。
ただ、年齢別にみると、35歳以上の人は14パーセントと割合がぐっと上がっています。
年齢が上がると割合が増えるのは、おそらく形見分けという形で指輪を譲り受けている人が多いことが関係していると思われます。
祖母や親戚が亡くなったタイミングでアクセサリーを貰い受けるのは、割とよくあります。
母親から婚約指輪を譲り受ける場合
実の母親から、婚約指輪をもらってそれをそのまま自分の婚約指輪にしてしまうという例もあります。
婚約指輪を買う予定はなかったけれど、タイミングが合って譲り受けた指輪を、婚約指輪代わりにしよう
と決める人もいるようです。
その場合、サイズ直しだけで済んだり、少しリフォームするだけで済むので、金額的にかなり節約することが出来ます。
義母から婚約指輪を譲り受ける場合
結婚する相手の親から指輪を貰えるということは、お嫁さんとして歓迎されている証拠ですよね。
海外では、代々受け継がれてきた婚約指輪を花嫁が貰うことは常識的に行われています。
ただ、お嫁さんにあげたい!と思えるほど思い入れがあったり、質の高い指輪であることが前提です。
お袋の指輪が余ってるみたいだから
という理由だけで彼女にあげてしまうのは要注意です!
婚約指輪を譲り受けてリフォームする時にかかる値段の平均は?
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、中古の指輪のリフォームにかかる平均費用は14.5万円でした。
新品の婚約指輪を買う時の平均が34.5万円なので半額以上節約できることになります!
ただ、指輪の状態やデザインの変更の仕方によって、金額も大きく変わるので、まずは見積もりをとってみましょう。
譲り受けた指輪のリフォームの方法
指輪をリフォームするには、様々な方法があります。
貰った指輪のデザインや、リフォームにかけたい費用予算などから、自分にはどのリフォーム方法が合っているかの参考にしてみてくださいね♪
サイズ直しをする
指輪のサイズ直しは、大体5千円から1万円くらいで出来ます。
ただ、エタニティーリングや鍛造の指輪など、デザイン、製法によってはサイズ直しできない場合もあるので、事前にきちんと調べておきましょう。
東京近辺でサイズ直しをするなら、「英国宝石学協会公認ジュエリー工房 夢仕立」がオススメです。
夢仕立では、エタニティリングなどの特殊なデザインのサイズ直しも得意としています。
期間は約1か月ほどかかりますが、都内に4店舗あり、丁寧に相談に乗ってくれるので安心して任せられます!
デザインを変えてリフォームをする
譲り受けた婚約指輪のダイヤの部分のみを取り外し、別のデザインの指輪にリフォームする方法もあります。
この場合、取り外したダイヤを指輪だけでなく、ネックレスやピアスなどにすることも可能です。
「ケイウノ・ブライダル」では、持ち込んだダイヤでケイウノの既存のデザインの指輪を作ってもらうことも出来れば、フルオーダーで新たに指輪を作ってもらうことも可能です。
譲り受けた指輪のダイヤに更にダイヤを足すことも
譲り受けた婚約指輪のダイヤに、新しく購入したダイヤを足して豪華なデザインにする人が最近増えてきています。
”世代を超えて受け継がれるダイヤモンド”といった謳い文句で売り出しているブランドもいくつかあるほど、ダイヤは年月を重ねても輝きを失わないものということが分かりますね。
ジュエリーリフォーム・修理専門店の「職人工房」(@東京 御徒町)なら、安価でダイヤの付け足し、加工をしてくれますよ!ネックレス→指輪など、あらゆるアクセサリーのリフォームをしてくれるのでオススメです。
中古の婚約指輪を譲り受けたら、お返しはするの?
婚約指輪を彼氏から婚約指輪を貰ったら、彼女側もお返しとして半額近いものをあげるのが一般的ですよね。
「絶対にお返ししなければならない」というルールはありませんが、もし婚約指輪を貰った相手が、義母であったり、彼氏側の親戚である場合は、お返しするのがベターかもしれません。
高価なお返しなどをすると、余計に気を遣わせてしまうこともあるので、相手がどんな方かをよく考えた上で、お手紙を書いたり、お茶菓子をお返しとして贈るのもいいかもしれませんね。
婚約指輪を譲り受けるにあたってのよくある疑問
ではここで、
婚約指輪を譲り受けた人が周りにいなくて、どうすればいいのか分からない!
という人によくある疑問にお答えしていきましょう!
彼氏の親からもらった指輪をリフォームしてもいい?
義母から貰った指輪の場合、形を完全に変えるとなると気を遣いますよね。
サイズ直しは必ず必要になるため、あまり気にする必要はないと思いますが、リフォームをする場合は一言伝えておいた方が良いかもしれません。
また、代々受け継がれている指輪であったりと、指輪そのものに強い思い入れがある場合、大きなデザイン変更は避けて、どうしてもリフォームしたい場合は、少し石を足すだけなどにしておきましょう。
リフォームの代金は親から出してもらえるもの?
婚約指輪の購入費用をそもそも援助してくれる親であれば、リフォーム代も快く出してくれるでしょう。
サイズ直しだけであれば安価で済むので、頼みやすいですが、ダイヤを足したり大幅にデザインを変更し、よりゴージャスにリフォームする場合はお金もかかるので、相談が必要です。
裏技としては、リフォームするお店に親も一緒に連れて行けば、流れで代金を出してもらえる可能性が高まるかもしれませんね!
中古の指輪でちょっとがっかり…新しい指輪を買って良い?
子どもの時から婚約指輪を貰うことを夢見ていた女性も多いはず。
憧れのブランドなどを買ってもらおう!と思っていたのに、いざ貰った婚約指輪が中古だと分かると、がっかりしてしまうことも十分あり得ますよね。
その場合、譲り受けた指輪は有難く貰っておき、別途新しいものを買ってもらっても良いと思いますよ!譲ってくれた人に会う時だけ、その指輪をちゃんと着けていくようにすれば、悪い印象も持たれません。
また、貰った指輪に重ね付けしやすい指輪を新たに買ってもらうのもいいかもしれませんね!
指輪をくれる申し出を断っても良い?
新しく指輪を買うことを決めていたのに、
婚約指輪なんて買わなくていいじゃない!私のをあげるわよ!
と強引に言われ、困っている人もいるのでは?
そんな時は、とりあえずは相手の気持ちもあるので、一旦指輪を受け取っておきましょう。
相手が気にしなければ、リフォームする前提で受け取れば、後々自分のお気に入りのアクセサリーにすることだって出来ます。
ただ、もし、過大なお返しを期待していたり、自分があげた指輪であることを皆に言うように指定してくるなど、少し癖のある人から強引に言われた場合は、揉めないように丁寧に理由を添えて断るようにしましょう。
指輪を譲り受けることはメリットも大きい!選択肢に入れてみるのもあり
いかがでしたでしょうか?
実母や義母など、大切な人から婚約指輪を譲り受けるって、筆者にとってはとても憧れのシチュエーションです!経済的にも節約出来ますし、リフォームすれば新品さながらの婚約指輪を手に入れることが出来ます。
新品を買うことを決めている人でも、一度は母親に婚約指輪を持っているか聞いてみてもいいのでは?
もしかすると、箪笥の肥やしになっている質の高い指輪が眠っているかもしれませんよ!
歴史ある指輪を引き継ぐことで、指輪への思い入れもきっと強くなるはずです♪